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小学校英語先進校 小山台小学校の英語教育【その1】

ベネッセ教育情報サイトのヘッドラインに

東京都品川区立小山台小学校の校長先生に関する記事が

掲載されていましたのでご紹介したいと思います。


品川区では、いまからなんと11年も前の2003年に

小中一貫教育で国の構造改革特区の認定を受けており、

その流れの中で2009年(文部科学省による小学校英語教育(外国語活動)が

全国の公立小学校に義務付けられた二年前)から

小学校全学年、つまり1年生から英語教育を年間35時間行っています。

ほかにも全国には文科省の方針を先取りして

低学年から英語を教え始めたりする自治体も数多く存在してはいますが、

低学年になればなるほど時間数は少なくなるケースが多く、

「全学年」で年間35時間(すなわち、毎週1回)という授業数は

かなり珍しいことと言えます。

しかも、この教育が始められてからすでに5年の実績を積んでいるわけですから、

先進性とともに経験の蓄積も分厚くなっていることと考えられます。


このように一歩も二歩も先を行く品川区での英語教育ですが、

なかでも小山台小学校は熱心に英語に取り組んでいることでつとに有名で、

校長の齋藤早苗先生の「楽しいだけの授業では意味がない」との考えのもと、

全校挙げて意欲的に英語教育に取り組んでいます。


齋藤校長の教育方針には他にも、

「学級担任が主体となった英語の授業」を推進するというものがあり、

数々の模索を経て青山学院大学教授のアレン玉井光江先生と出会うこととなります。

アレン先生は、「意味ある文脈のなかでことばを育てる」という指導法を掲げており、

齋藤校長がこの方針に共感したことがきっかけで

アレン先生自身が小山台小学校の授業に直接かかわることとなります。


担任教師との共同作業で指導は進み、

開始当初は生徒たちもいま一つの印象を見せていたようですが、

二学期ころから児童の表情も変わり、今では担任教員・ボランティアの保護者とともに

小中連携を強く意識した英語教育が全学年で行われているとのことです。


アレン先生、そして齋藤校長、二人の女性教師によって

品川区での先進的な小学校英語教育は進められています。

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小学校英語先進校 小山台小学校長が語る、小学校英語のあるべき姿とは?
http://benesse.jp/news/kosodate/join/20140327080002.html

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2014年3月28日 16:48
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