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子ども英語|達成感が得られる英語クロスワードパズル

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和歌山県のGlobal Kids Club、 ゆう子先生が、クロスワードパズルブックから
FRUITSのクロスワードを授業でお使いくださり、
幼稚園児クラスと5・6年生クラスの生徒さんの反応をお寄せくださいました。

《 幼稚園児 》

まず最初に絵カードで単語を導入。絵を見て単語をいう、っていうのは難なくクリア。


次に色+名詞、を質問してみました。一番おもしろがっていたのが、orange orange。
色と果物の名前が同じっていうのが受けてました。

次に文字だけを見せて、何の果物のことかguessさせました。
年長の男の子は最初の文字の音から推測し、さかんに発言。
pからだととりあえずやみくもにpeach,pineappleと言います。
でも、「さあ、どっちかな?」と答えを言わないでいると、
文字の多さと自分で文字を追いながら発音して確認して「pineapple!」と答えました。

年少の女の子は年長さんにつられて答える、って感じでしたが
それを繰り返していれば一緒に読めるようになるかな?と思ってあえて指摘せず、
一緒に「よくわかったねえ」と褒めました。

そして、文字もなんとなーく読めた!
体験させた後で今度はクロスワードのヒントを読み上げてカルタ取り。

うちの近所は桃で有名な桃山町があり、わりと手軽にモモを食べるんですけど。
意外に子どもたちは「This fruit is very soft.」がわかりませんでした。
大人だと優しく触らないとすぐにいたんじゃうね、とわかるんですけど。
でもこれもいい機会だと思って、スーパーでモモを触らないようにしようね、
優しくもってあげようね、と話しました。

全部の単語のカルタ取りをした後で、やっとクロスワード登場。

最初に単語と絵を線で結んでどの単語がなんなのか確認させました。
その点で文字と絵が一緒に載っているのは、小さい子にも理解しやすいですね。

時間があれば先に、果物の絵に色を塗ったほうが
ヒントの中の文章もすぐにわかったかもしれないですが、

もう年長さんが早く解きたくてうずうずしてたんで、開始しました。

カルタ取りをやっていたおかげで、ヒントの文章を読めばすぐに答えがわかりました。
そして絵と単語を線で結んでいたおかげでどの文字を書けばいいかわかりやすく、
混乱せずに書き始めることができました。

ただ、年少さんはまだ文字をうまく書けなかったので
見学に来ていたお母さんが一緒に書いてくれていました。
全部やり終われなかったので、おうちに持って帰って宿題、としました。

たぶん、おうちで時間をかければ、年少さんでも自分の力でやり終えることができると思います。
レッスンだとやはり時間が足りなくなってしまうので・・・。

まずは1回目の反応ですが、幼稚園児でも十分楽しめますね。
しかもしっかり単語のインプットができる。

現在、幼稚園児のレッスンではCD付きの絵本とそのワークブックを使ってるんですけど、
来年度はこのクロスワードを使って1か月1テーマで単語を導入しようと思います。


《 5・6年生 》

一人は落ち着いた子。一人はいつもならこういうクロスワード大好きな子なんですが、
たまたま教室に来た時からご機嫌ナナメ。多分来る前にお母さんか誰かに怒られたらしく、
いつもの明るさがありませんでした。

どうしようかなあーと思っていたんですが。
このままレッスンしても楽しくないかな、と思って先にクロスワードを見せました。
「えーこれやるの?簡単やん」と言うので、「じゃあ自分で全部やってみて」と言うと
ヒントも読まず升目の数で単語を選び始めました。

即効、中止。

先に単語を読ませました。これは難なくクリア。

そして一緒にヒントを読みました。
roundがわからなかったようです。丸いはcircleだと思ってました。
あらら・・・。これは私のミスです。
まあこうやって子供たちがわかっていなかった単語を発見できれば、ちゃんと伝えられるので良かったです。

でも、ここでも「モモはかたい」という意見が・・・。
もしかして結構モモをいただくことが普通で最初に熟していない硬い桃を
もらってばっかりだからなのでしょうかねえ。

おふざけのヒントもOKだったら、このフルーツはおしりのかたち、なんてやっちゃうと小さい子、
特に男の子は大喜びでモモーと答えるんでしょうけど
そして、5・6年生相手にもまた「モモを触る時は・・・」と話しました。


ヒントを一緒に読んで、、単語と絵を線で結んでから、
もう一度じゃあクロスワードはじめ、というとちゃんとヒントをひとつ読んで、
文字を書き入れるという作業をしてくれました。

やはり大きくなったとはいえ、何もかも自分でやりなさい、と言うとダメなんだなあと思いました。

理解できる、わかる、という自信を少しつけてあげれば、ちゃんとやってくれました。
ヒントの文章もいきなり、さあ読みなさい、というとまだそこまでの英語力がなかったんで
引いてしまったんだと思います。

でも一緒に読んでいると「あっそうかthisか。fruitか。」と普段使っている、
読める単語であることに気づき、この文章なら読める、と思ってくれたようです。

最初に丸投げしてしまった自分が悪かったなあと思いました。

全部出来上がった時は、二人とも喜んで、一人の機嫌も直ってました。

効果的にレッスンに取り入れるアイデアは浮かばなかったんですけど、
高学年も教育的効果云々抜きにして「楽しめる」素材には間違いなかったです。


そして娘の反応。
fruitは実は弟のサッカーの時間に持って行ってやらせました。
遊びたかった娘は最初からやる気なし。

単語を読むのはクリア。それを絵と線で引くのもクリア。

でもやる気のない子に問題文を読むよう促しても、反応がなく・・・。
しかも、英語ペラペラのサッカーのコーチがやってきて「おっ英語勉強してんのか?」と
べらべらーっと英語で話しかけてきたもんだから余計に引いてしまい・・・。
じゃあ、ママがヒント読むから・・・というとしぶしぶやりだしました。

でもacrossが埋まると、「できる!」という気になってきたのか
自分で読んでみる、とヒントもたどたどしく読み始め、
残りの果物の名前と照らし合わせながらヒントの文章までguessしてました。

結局解き終わった時はおもしろかったー、と言ってにこにこしてました。

与え方、時と場所が悪かったなあとは思いますが、

やり終えたときの達成感はただ、単語を書く、ワークブックをする、よりもしっかり感じられるところが
クロスワードの魅力
だなと思いました。

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2008年8月 8日 12:53
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