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小学校外国語活動 レッスンレポートト(06)

10月13日(木)

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 大淀町桜ヶ丘小学校での英語授業です。この小学校で支援を始めて2年余り、大淀町内の小学校で授業を支援させていただいた経験からFun Englishが生まれたのですから、まさにここは私の原点です。 

 今年は時間割の都合から、6年生のみの支援です。クラスの規模は小さく非常に積極的な子ども達なので、授業はいつもスムーズに進みます。

 今回は、修学旅行編の3回目、Lesson 15。旅行先で子ども達が外国人に話しかけ、国名と名前を聞き出しサインをもらうためのレッスンです。

 レッスンのDialogueは1回目、2回目とセンテンスが増えていきますが、どれも普段の日常会話で使われる文なので、耳で覚えてしまえば、簡単に言うことができます。でも、このレッスンでは1人で話せない子ども達のために、グループで話しかけられるような設定になっています。

All : Hi! (Hello!)
Tourist: Hi! (Hello!)
A : I'm .
I'm from Nara. Where are you from?
Tourist: I'm from .
B : What's your name?
Tourist: My name is .
C : Can you write your name here?
Tourist: Sure. (OK. or Yes.)
All : Thank you. Bye-bye.  

Dialogueの練習が終わったらいよいよ実践練習です。いつものように先生方に外国人に扮していただき、子ども達はサインをもらいに行きます。こうして何回も練習することによってほぼ全員が話せるようになります。果たして修学旅行先で何人の外国の方にサインをもらってこられるかとても楽しみです。

Dialogueの練習が終わって、少し時間があったのでFun Englishの先生用の資料から、"Hiroshima: A Tragedy Never to Be Repeated"(那須正幹著 田中利幸訳 ジョアンナ・キング訳 福音館書店)の要約したものをALTのディオンさんに読んでもらいました。

広島の原爆投下のむごい様子を英語で初めて聞く子ども達、耳には先日習ったエノーラ・ゲイとかリトルボーイなどの単語が飛び込んできます。いつになくみな真剣な面持ちで聞いていました。この授業が少しでも平和学習に役立てばと思います。

 このLessonには、他に旅行先で役立つ先生用の会話文も付録としてありますので、ぜひ活用していただきたいです。

 最後に、先日の浮孔西小学校の和田先生から、

「前回に続き先生のパワフルな授業に子どもたちものりのりで、見ていてとっても楽しかった
です。5・6年の先生がいつもの英語の授業では全然声を出さないし、歌を歌ってもいつも
小さな声の子どもたちなのに、今回の英語の授業でこんなにわいわいと大きな声で楽しん
でいるのを初めてみたとおっしゃっていました。」

というメールをいただきました。本当に嬉しかったです。



2011年10月17日 14:15
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