小学校英語に関するオープンセミナーが上智大学にて開催されました
5月30日日曜日、穏やかな休日に小学校英語に関する熱いシンポジウムが開催されました。
場所は、上智大学四谷キャンパス。
当日は、「オールソフィアンの集い」と呼ばれる上智大学の全卒業生達が一年に一度集まる
恒例のイベントが行われていました。
様々なプログラムの中で、外国語学部英語学科同窓会主催のオープンセミナーとして
現在教育界で大きな注目を集めている小学校英語に関しての勉強会が開かれ、
会場となった教室には多くの英語学科卒業生が集まり満席となっていました。
シンポジウムは、「What's happening? 小学校英語教育」と題され、
この分野のリーダーとして幅広くご活躍の吉田研作先生(上智大学外国語学部長)、
第二言語習得が専門の和泉伸一先生、
東京都市大学付属小学校(旧 東横学園小学校)教諭の永井淳子先生の三名が
パネリストとして活発な発言を繰り広げました。
吉田先生からは、国際比較の様々な統計データも挙げながら、
現在の日本における小学校での英語教育の現状・問題点に関する詳細な説明があり、
永井先生からは実際の小学校の現場で英語教育に携わってる立場からの感想や
現状報告がありました。
上智大学外国語学部英語学科の卒業生のなかには、
英語教育に携わっている人材がたいへん多く、
これまでも多くの英語教師を輩出してきましたが、
来年度からの小学校における英語教育の正式スタートを機に
さらにその数とレベルが上がるものと思われます。
今回のセミナーに集まった卒業生たちが熱心に議論に耳を傾ける姿を見て、
このことを強く実感いたしました。
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