「福島県新地町のおばあちゃんたちが編んだエコたわし」

福島県の最北端の海沿いに、新地町（相馬郡）という町があります。豊かな海の幸とまっ平らな土地に広がる田んぼが人々の生活を育む静かな土地でした。

あの日、その海沿いの『まっ平らな町』を津波が襲いました。ほとんど全ての家々は流されて消失し、田んぼの真中を走っていた常磐線は、線路も駅も流されました。

私（英語カード.com 佐古建夫）は、５年前にこの新地町を一度だけ訪れたことがあります。知り合いの方（村上さんとおっしゃいます）が旅館を経営しており、家族と共に夏休みの保養のためでした。

昨年の震災後、ブログへの書き込みを通じて村上さんがご無事であることを知り、時折り更新されるページから、町の惨状を拝見してきました。
村上さんのブログ　http://asahikanok.exblog.jp/

そして今、村上さんも含めて新地町のみなさんの多くが仮設住宅で暮らしています。彼女は最近になってFacebookも始められたため、写真なども交えて仮設での暮らしをレポートしていらっしゃいます。
村上さんのFacebookページ　http://www.facebook.com/mihoko.murakami

そんな中で、仮設のおばあちゃんたちが毎日何もせず（出来ず？）ただぼんやりしている姿を見て、村上さんが声をかけて『エコたわし編み隊』を立ち上げました。「エコたわしを編んで、売って、その利益で日帰り温泉に行きます」と呼びかけて、自室にこもったきりのおばあちゃんたちを集会場へ誘ったのだそうです。
（村上さんの言葉　：　「被災した人たちは、いろいろな人から支援をいただいて生活しているので、温泉などという贅沢はしてはいけないと思っています。そんなことないのにね。明日という日はない。今日しかないのだという体験をした私たち。だから、お金がたまったら、大手を振って日帰り温泉に行きたいと思っています。」）

こうして出来上がったたくさんのエコたわし。

私たち英語カード.com では、１００コのエコたわしを村上さんから買わせて頂きました。５コはすでに友人が買ってくれ、５０コは５月末の私の出身大学でのイベントで販売させて頂きます。

子ども向け英語教材を販売させていただいているサイトでこのようなお願いはもしかしたら場違いなのかもしれません。
しかし、「新地町のおばあちゃんたちに日帰り温泉でゆっくり体と心を癒して欲しい」という趣旨にもし賛同して頂けましたらこのエコたわしをお買い上げ頂けないでしょうか。

実は、村上さんから買わせていただいた金額は１コあたり２００円です。しかし、それにもう少し寄付金を上乗せさせていただいて４００円で購入していただけたらと存じます。
売上金額全額は、新地町のおばあちゃんたちへ英語カード.com が責任をもってお届けします。

英語カード.com では、教材のご購入金額：5,000円以上で送料無料とさせていただいております。お買い上げの教材がわずかに5,000円に届かない時もたくさんあるでしょう。

そんな時、このエコたわしをお買い頂けませんか？

福島県　新地町のおばあちゃんたちに日帰り温泉を！

皆様のご理解とご協力を心からお待ちしております。