"レゴで英語教育"が朝日新聞サイトでも紹介されました
2月20日にこのブログで、
三重県教育委員会が"レゴブロック"を小学校英語教育教材として使おうとしている
というレポートを書きました。
その内容を朝日新聞のWebサイトもさらに掘り下げて取り上げていますので、
この話題を再度ご紹介したいと思います。
先日ご紹介した中日新聞の記事では文字だけの内容でしたが、
今回は県知事や実際に使用されるレゴブロックの写真なども掲載されていますので
よりイメージがわくことと思います。
この記事の中では、鈴木英敬知事が実際に英語の授業で使用される予定のレゴブロックを
小学校英語教材として手にとって説明している写真も見ることができます。
鈴木知事は、1974年生まれのたいへん若い知事です。
灘高校 ⇒ 東大 ⇒ 通産省 と、絵にかいたような
エリートのキャリアを積んでこられた人生ですが、
たいへん柔らかい頭の持ち主のようで、
県教育委員会と玩具メーカーとの教育振興のための包括協定の発表に、
知事自らが出席して説明していらっしゃいます。
その他の写真では、レゴそのものの写真も紹介されていて
とても楽しめます。
授業の中では、
「人形や動物のレゴブロックを使って組み立てた物語の一場面を
リーダー役の生徒が覚え、数人のグループでその場面を別のレゴブロックで再現していく」
とのことで、これは恥ずかしがり屋の児童にとっては歓迎されるツールかもしれません。
英語の授業の中では、しばしば、
自己紹介や質問などの会話を学ぶ際に児童たちが立ち上がっての
「ロールプレイ」が取り入れられます。
しかし、これは引っ込み思案の児童にとってかなり負担となることも予想され、
英語を使わなくてはならないことへのプレッシャーと相まって、
英語嫌いになってしまうきっかけともなりかねません。
しかし、ブロックで会話を練習するのであれば、
このような抵抗感もやわらげられることが期待できるのではないでしょうか。
文部科学省が進めている小学校英語教育(外国語活動)の改革を先取りする試みが
数多くの自治体で進められています。
その一方で、この三重県の例のように
実に斬新なアイデアに基づいた提案も次々と実践に移されようとしています。
小学校英語・子ども英語における教材は、
いままで決まったイメージのものが長年使用されてきましたが、
このように玩具メーカーと協力してユニークな教材をともに作り上げていく、
という試みは今後全国へと広がっていくかもしれません。
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朝日新聞DIGITAL
http://www.asahi.com/articles/ASG2N7V95G2NONFB019.html
日本一"ハンサム"な、最年少イクメン知事
http://toyokeizai.net/articles/-/13590
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