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立命館小学校での英語教育

いままでに様々な小学校英語(外国語活動)に関する

全国での取り組みや新しい試みをご紹介してまいりました。

文部科学省の今後数年間の小学校英語教育の改革方針や

地方自治体レベルでのオリジナルな企画などを取り上げましたが、

その全ては公立小学校での活動や計画についてでした。

しかし、数は少ないものの全国には私立小学校があり、

現在のように小学校における英語教育にこれだけの注目が集まるはるか前から

英語教育を独自に実践してきています。

関東でいえば、雙葉小学校や東京都市大学付属小学校(旧校名:東横学園小学校)

などが有名ですが、

関西では立命館小学校が有名のようです。

本日は、立命館小学校にスポットを当てて、

YouTubeに掲載されている立命館の英語授業の風景をご紹介していきたいとおもいます。


まずは、「英語のシャワーを浴びる 立命館小学校 英語授業」

と題された動画。

最初に出てくるのが、入学わずか2カ月しかたっていない1年生。

外国人教師が数秒ごとに入れ替わるスライドの映像を指さしながら、

児童達の答えを引き出します。

英語をほんのわずかしか学んでいない入学間もない子どもたちが、

驚くような大きな声で「USA!」「USJ!」と、発音していきます。

(英語の授業は1年生からすべて英語)

次に出てくるのが、

文部科学省の作成した"Hi, friends!" でいえばLesson5(What do you like?)の内容。

全国的には5年生の秋ごろ学んでいるであろう内容を

1年生が大きな声で発音していきます。


日本人教師  :I like cake.

ネイティブ教師:I like stake.

日本人教師  :(生徒に向かって)How about you? What food do you like?


その後に続くのが、ネイティブ教師による大きな声のアルファベットの読み上げ。

子どもたちもひとつひとつ元気に復唱していきます。

まさに、英語のシャワーを浴び続けながら

自分を英語で表現する力を身につけていっているようです。

教師は手拍子などを使いながら、テンポとリズムを重視した音読を心がけています。

これによって、子どもたちは知らず知らずのうちに

英語の語感を体得して、頭と体で英語を覚えていっています。


つづいて、「立命館小学校学校紹介映像」の中の

"真の国際人を育てる教育"の部分です。

ここでも、外国人と日本人の二人の教師によるティームティーチング方式による

英語の授業が映し出されます。授業以外でも、


・留学生から学ぶワールドウィーク
・立命館アジア太平洋大学への訪問
・海外姉妹校の児童との交流
・オックスフォードでの語学研修
・オーストラリアのボーディングスクールへのターム留学

など、様々な課外活動が用意されており

国際交流や異文化理解へ向けての取り組みが

学校全体のカリキュラムの中に組み込まれています。


これらは、日本全国の公立小学校で実践しようとすれば、

膨大な時間と準備、それに当然、莫大な予算が必要となる内容ですから、

即、文部科学省で採用できる教育プランではありません。

しかし、小学校における早期からの英語教育の「先達」として、

公立校とそれを支える行政が真摯に学びとらなければならないことは

たくさんあるのではないでしょうか。


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英語のシャワーを浴びる 立命館小学校 英語授業:
http://www.youtube.com/watch?v=uqc0jsO34R0&feature=youtube_gdata

立命館小学校学校紹介映像:
http://www.youtube.com/watch?v=R6cHm1dmNf8

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2014年3月21日 15:17
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