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明泉幼稚園(仙台)ってご存知ですか?

わたしたち英語カード.comでは、小学校英語・子ども英語の先生方へ有益な情報をお届けすると共に、英語絵カードを中心とした小学校英語・子ども英語教材を販売しています。

本日は、小学校ではなく幼稚園のご紹介です。仙台市内にある明泉幼稚園という園をご存知でしょうか?(http://www.meysen.ac.jp/top.htm)私は、恥ずかしながら今日まで存じませんでした。Webサイトを見るとまずファーストビューで驚いてしまいます。英語主体の表記なのです。日本語表記もあるのですが、あくまでも補助的でメニューボタンのタイトルは全て英語です。カーソルを上に置くと日本語表記に変わりますので少しホッとしますが、英語が分からない、あるいは英語アレルギー(恐怖症?)の父兄ではそもそも幼稚園の内容を理解する前にめげてしまうのではないか?と心配になってしまうくらいです。

この幼稚園は1967年ですから、たいへん歴史の長い幼稚園なのですが、聖書の教えに基づく教育がその根幹であり、理事長・園長ともに日本人ではありません。多数のネイティブスピーカー教師・スタッフを有し、独自の英語教育プログラムを40年を超える歴史の中で築き上げてきています。これは、幼児のために開発されてオリジナルのプログラムで、"GrapeSEED"と呼ばれています。

発音の習得のためにはフォニックスが取り入れられ、幼稚園での生活のみならず、園内で身につけたことをふたたび家庭内でも学習することが出来るように、毎日の家庭学習用教材を開発しています。児童が英語に常に触れることが出来る環境づくりを目指しておりこれはEEE学習(Extended English Environment)と呼ばれています。

そしてなんといっても最大の特徴は、極めてレベルの高い教員陣でしょう。教育学の専門家もカリキュラムの開発に加わっており、これがさらに40年以上にわたる教育現場での経験にフィードバックされています。

Webサイト上には、フォトギャラリーやビデオギャラリーもあるのですが、英語の授業ではネイティブスピーカーが話しかける英語を全て理解し反応する子ども達を見ることが出来ます。このような児童たちの姿を見ていると、やはり、英語に限らず教育には人と、お金とノウハウがどうしても必要であることを痛感しますし、それと同時にそれらの必要条件が整えば、極めて低年齢からの日本語・英語の同時教育が十分に可能であることがわかります。

現在の日本では、小学校の5・6年のみで教科ではない形で「外国語活動」が行われています。それに対して更なる低学年化と正式な教科化が議論されている段階です。それへ向けての障害はまさしく、人・金・ノウハウの全てであるわけですが、仙台の明泉幼稚園を見るだけで小学校英語の改革への反対論者達が必ず持ち出す「順番論」(まず日本語をシッカリと学習するのが先で、英語はその後であるべき)との議論が色あせてしまうことを強く感じます。子ども達は、偏向した考えに凝り固まった大人たちよりもはるかに大きな可能性と力を元々持っているのです。

明泉幼稚園での教育の特徴は、英語に関するものだけではありません。日本語教育もたいへん特徴的です。普通の幼稚園・保育園であれば幼児が学ぶ園内での掲示物はひらがなのみで書かれますが、明泉幼稚園では実社会と同様に漢字交じりの表記になっています。そうすることによって子ども達は自然と読み方を身に付けていくのだそうです。またさらに、漢字とかなが混ざった物語を読み、わくわくしながらの文字体験を早い段階から積み上げていっています。

このように、長年の経験とシッカリとした教育理論に基づいていれば、早期からの高度な教育は十分に可能であることが分かります。わたしたち英語カード.comは、こういった教育方針をもった現場にもお役に立てる小学校英語・子ども英語教材をこれからもご提供してまいります。フラッシュカードもそうですが、わたしたちには柔軟にオリジナル教材作成をそれぞれの教育現場ごとにご提供するインフラが元々整っています。小学校英語・子ども英語に必要な1,000を超えるイラスト群がありますので、ご希望通りの小学校英語・子ども英語教材をすぐにお作りすることが可能なのです。ぜひ一度お問い合わせいただければと存じます。

2013年8月28日 09:12
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